インドネシア:森林火災猛威、二酸化炭素16億トン放出
【ジャカルタ平野光芳】インドネシア・カリマンタン島などで近年にない大規模な森林火災が起き、四国を上回る面積が燃えている。各地の火災による温室効果ガスを米航空宇宙局(NASA)の人工衛星画像などから推計する「全球火災排出データベース」(GFED)によると、10月30日までに日本の年間排出量を超える約16億3600万トン(二酸化炭素=CO2=換算)が放出された。乱開発で大地が乾燥したうえ、今年は干ばつで燃えやすい。長年、二酸化炭素を吸収・蓄積してきた森林という「天然の貯蔵庫」が、地球温暖化を加速させる「火薬庫」と化している。
毎日新聞 2015年10月31日 21時32分(最終更新 10月31日 21時51分)
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