直径64キロの小惑星衝突か=月の三重リング地形-国際チーム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102800035&g=int

月の「東の海」の三重リング地形は、約38億年前に直径64キロの小惑星が秒速15キロの高速で衝突した後、地殻を構成する比較的熱く軟らかい岩石が流動して形成された可能性があると、米マサチューセッツ工科大などの国際研究チームが発表した。論文は28日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

米航空宇宙局(NASA)の2機ペアの月周回探査機が2012年末まで約1年間、重力の分布を詳細に観測したデータに基づき、コンピューターでシミュレーションした。小惑星が衝突した当初は直径約390キロのクレーターができたとみられるが、岩石の流動で消滅したという。 
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