1:2014/03/18(火) 12:20:22.13 ID:
 138億年前の宇宙の誕生直後に発生した「重力波」の証拠とされる現象を、
世界で初めて観測したと米カリフォルニア工科大などのチームが17日、発表した。
生まれたばかりの宇宙の姿を探る重要な手掛かりとなる。

 誕生時に非常に小さかった宇宙が急激に膨張したとする
佐藤勝彦自然科学研究機構長らの「インフレーション理論」を、観測面から強く裏付ける成果だ。

 重力波は、物体が動いた時に波のように広がっていく時間や空間の揺れ。
アインシュタインが存在を予言したが、直接観測されたことはない。

 チームは、宇宙が生まれた38万年後に放たれた光の名残である「宇宙背景放射」と呼ばれる電波を、
南極に設置したBICEP2望遠鏡で詳しく観測し分析した。
その結果、宇宙初期の急膨張によって出た重力波が、光の振動する方向に影響を与え、
方向が特定のパターンを描いていることを初めて発見。間接的に重力波の存在を確認したとしている。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140318/scn14031801090001-n1.htm

HARVARD-SMITHSONIAN CENTER FOR ASTROPHYSICS
「First Direct Evidence of Cosmic Inflation」
http://www.cfa.harvard.edu/news/2014-05

※依頼がありました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1392821881/124


3
:2014/03/18(火) 12:25:42.58 ID:
138億年前のことは分かっても10日前の飛行機の痕跡は分からん
82:2014/03/19(水) 02:47:47.54 ID:
>>3
多分138億年後に痕跡が見つかるんだよ
5:2014/03/18(火) 12:28:18.30 ID:
こういうのは提唱者にノーベル賞?観測者にノーベル賞?
いずれにしても3人だけど。
去年のヒッグスのように協力者の名前が申し訳程度に授賞式で読まれるの?
7:2014/03/18(火) 12:29:45.88 ID:
昨日何食ったか覚えていないのに、138億年前の証拠が見つかるって
頭が良い脳。関心じゃ。
10:2014/03/18(火) 12:44:39.79 ID:
インフレーション時の重力波が38万年後の晴れ上がり時の電磁波に影響したって事でええの
13:2014/03/18(火) 13:03:37.95 ID:
だからといってビッグバンがあったとはいえない
14:2014/03/18(火) 13:05:14.47 ID:
これが分かったところでどうなるの?
日々の暮らしが豊かになるの?
15:2014/03/18(火) 13:06:43.66 ID:
>>14
目先の利益にしか興味がないのね
18:2014/03/18(火) 13:29:15.95 ID:
>>14
どうにもならない
文明が一歩前進するだけ
17:2014/03/18(火) 13:25:18.69 ID:
重い星の連星系の重力波はイメージしやすいけど
インフレーションの重力波ってどんなだろう
20:2014/03/18(火) 14:02:15.82 ID:
http://blog.vixra.org/2014/03/16/who-should-get-the-nobel-prize-for-cosmic-inflation/

佐藤勝彦氏もノーベル賞候補になると書かれているが
インフレーション理論は3人が独立に発見したため誰を選ぶか困ってるようだ
24:2014/03/18(火) 14:14:37.20 ID:
>>20
ノーベル賞の授賞者は1分野につき3名が上限だから、数はぴったりだよね?
49:2014/03/18(火) 18:16:51.40 ID:
>>24
実験した人が入るだろ
52:2014/03/18(火) 18:37:35.34 ID:
>>49
だがヒッグスの時は揉めたらしいが結局枠が一つ空いているにもかかわらずCERNは入らなかった
インフレーション検証実験ともなればヒッグスと同じように大規模チームでの実験だろうから入らない可能性が高い
25:2014/03/18(火) 14:19:58.04 ID:
インフレーション理論ねぇw 何十年前の考え方よ、って感じ。
だいたい高速度を超えて広がるって話がもうね・・・
こんな事言ったら、質量ゼロだから云々って非難されんのは飽きたw
26:2014/03/18(火) 14:21:38.50 ID:
>>25
張ってる予防線からして間違ってる件について
せっかくだからもっと人の話は真面目に聞こうな
32:2014/03/18(火) 16:20:47.02 ID:
>>25
ネタだろうけど

相対性理論では「空間の膨張速度」に関しては制限を設けてないぞ
光速度以上で膨張することも可能だ
33:2014/03/18(火) 16:34:41.62 ID:
可能も何も、外側は光速の3倍以上で膨張してるだろ
34:2014/03/18(火) 16:36:05.13 ID:
佐藤先生の素人向けに書かれた宇宙物理学の本は感動する。
38:2014/03/18(火) 17:23:23.44 ID:
重力波が見つかったということは超ひも理論の裏付けが取れたと思っていいのか?
だれか教えて。
42:2014/03/18(火) 17:43:36.23 ID:
>>38
今回のメインは重力波検出そのものではなく
インフレーションの際の密度揺らぎによらない揺らぎが重力波として検出されたことにある
言い換えると時空が量子化されてることの証拠になる
つまり超ひも理論やループ量子重力理論を直接証明するわけじゃないが
方向性が間違ってないことは確認できたといえる
まあ今やそれを疑ってる物理学者はいないと思うが
43:2014/03/18(火) 17:44:09.77 ID:
>>38
重力波は相対論ですでに予言されたものじゃないか

超弦理論は少なくとも余剰次元が発見されなければ無理
50:2014/03/18(火) 18:18:59.70 ID:
重力を量子化したものが重力子(グラビトン)=重力波なので
これは統一理論が正しかったと証明されるの?
53:2014/03/18(火) 18:38:26.42 ID:
>>50
されない
重力波は1974年に、すでに間接的に観測されている
重力子の存在はほぼ間違いないものと予測されているが、これと統一理論はまったく別のもの
相互作用をひとつの理論で説明するものが統一理論
電弱統一理論は完成しているが、強い相互作用も含めた大統一理論はまだ完成していない
さらに4つの力をすべて統一した超弦理論があるが、まだ数式上の産物でしかない

個人的には重力の統一は出来ないんじゃないかと思ってる
他の3つの力と比べると、重力はかなり異質な部分が多い
改めて新しい理論が生まれることを期待している
54:2014/03/18(火) 18:38:28.09 ID:
背景放射のゆらぎってのはインフレーション理論の証拠じゃなかったの??
58:2014/03/18(火) 18:53:49.87 ID:
さて、一般相対性理論によると、重力を伝えるのは時間や空間の歪みです。
この理論を量子力学と組み合わせると、物質だけでなく、時間や空間も量子力学の効果で揺らぐと考えられます。
そして、インフレーション模型は、この時空間の揺らぎが、重力波となり、宇宙の晴れ上がりまで伝わってくることを予言します。
1990年代の理論的研究により、初期宇宙に重力波が存在すると、それはCMBの偏光にB-モードと呼ばれる渦状のパターンを引き起こすことがわかりました。
65:2014/03/18(火) 20:00:38.07 ID:
インフレーション理論が正しいらしい
となると色々と疑問が生まれるな。
例えば、標準理論との関係性とか整合性は?
ヒッグス場が生成されたのは時系列的に
インフレーションとどのように絡んでいるのか
空間膨張速度にも光速度のように限界速度がある?
そしてその速度は、今の宇宙空間の膨張速度と
比較してどういう値になるとか
78:2014/03/19(水) 00:59:04.25 ID:
本当に重力波を間接的に観測できたのなら、いつかきっと未来の人類は人工重力波を利用した新しい技術を開発して、恒星間を旅するようになるだろう。
80:2014/03/19(水) 02:09:44.09 ID:
死ぬ前までに宇宙の秘密
ダークエネルギーなどの解明が
少しでも進展してほしい
86:2014/03/19(水) 17:34:22.61 ID:
重力が他の相互作用より大幅に弱いとよく聞かされるけど
重力波も電磁波等より弱いの?
98:2014/03/20(木) 00:30:58.51 ID:
>>86
そりゃそうでしょ。直接的な検出すら今でも無理なんだから。
重力ってなんでこんなに弱い力なのか不思議だよな。
ひも理論だと折り畳まれた次元方向に相互干渉する力が漏れてるからこんなに相互干渉する力が弱いとされてるみたいだね。
92:2014/03/19(水) 21:15:16.00 ID:
そのうち重力波で宇宙を観ることができるようになるってこと?
95:2014/03/19(水) 22:46:48.37 ID:
>>92
この宇宙を見るのに重力波は弱すぎるため、精度が低くて意味がない
ただし宇宙の晴れ上がり以前や、別の宇宙の観測においては、重力波を使った方法になると思う
93:2014/03/19(水) 21:18:27.44 ID:
観測可能な宇宙の外側にも別の宇宙が広がっていることは
インフレーション宇宙論の当然の帰結だからな
少なくともいわゆるレベル1のマルチバースは存在するってことになるわな
94:2014/03/19(水) 22:15:47.27 ID:
俺がインフレーション宇宙論、てか宇宙初期の指数関数的膨張の理論を初めて知ったのは1981年の中央公論の「自然」11月号か12月号だったかな
文隆・勝彦のW佐藤の論文(というか報告)だったけど、最初読んだ時は内容がよくわからなくて、「んんん?」と思った程度だった
それから1982年の岩波「科学」の7月号に勝彦さん単独の論文が出て、そこでようやくこれはもの凄い画期的な理論だと認識した
けれど、それと同時に検証はこの100年内じゃまず不可能だろうなあとも思った
スケールの大きさから言ってホーキング輻射の検証よりも難しいだろうと思ってたけど、逆にスケールがデカいからこそ宇宙全体で検証できるような時代になったとはねえ...

最終的な結論はもっと精密な分析待ちだろうけど、ノーベル賞もらうとしたらまず勝彦・グースは当然として、あと一人はこの南極天文台のチームリーダーってことになるだろうな
97:2014/03/20(木) 00:30:16.08 ID:
時間ってなんとなく人類の感覚でイメージしてしまって、インフレーションで瞬間的にアホみたいに大きくなったってのも、んなバカなとか思っちゃうけど、
ある存在からしたら人類の1秒なんて亀が地球を一周するのにかかる時間のごとく長い時間に感じるのかも知れないとか考えると、
インフレーションの一瞬てのもある存在にとってはアクビが出るほどの遅さで、アホみたいな大きさってのもせいぜい琵琶湖程度の大きさなのかも知れないな、

なーんてたまに思う。
101:2014/03/20(木) 02:17:33.97 ID:
>>97
宇宙の最初の時期の時間経過の単位をプランク時間(約10^(-44)秒)としよう
すると宇宙開闢から1秒経過までは10^44プランク時間
対してそこから現在までの時間を秒で表すと約4.355×10^17秒
単位時間の経過は宇宙開闢から1秒後までの方がそれから現在までよりも多い
108:2014/03/20(木) 08:37:41.02 ID:
一番大きいのは相対性理論の範囲が広すぎたせいだよ
普通なら何人もの学者によって作られるだろう理論を、ほぼアインシュタインひとり
だけで作ったから、理論の証明に時間が掛かってしまった
ほかの受賞者と比べてもアインシュタインはさらに2つ、3つはノーベル賞を受賞できる業績を残している

あと2度の受賞は複数名いるが、その人たちと比べても、アインシュタインの業績は確実に上回っている
109:2014/03/20(木) 09:26:14.38 ID:
>>108
特殊相対性理論、一般相対性理論、光量子仮説、ボースアインシュタイン凝縮の提唱

最低4つは受賞してもいいかもなw
137:2014/03/20(木) 16:40:12.60 ID:
そういえば太陽系って猛スピードで、移動しているらしいな。
天動説、地動説では説明できなかった事柄。