寒冷地の魚は血液中で氷の結晶ができても、不凍糖タンパク質に覆われて氷の成長が抑えられるため、凍死しないとされてきた。メカニズム解明には氷の結晶の成長を細かく観察する必要があったが、地上では重力の影響で結晶の形が崩れてしまう。

液体が凍るのは、冷却状態の中で氷の結晶が生まれ、それがどんどん成長するからだ。ところが実験で、不凍糖タンパク質を混ぜた水の中で作った氷の結晶は、上下方向に成長して立体化した後、成長がほぼ止まった。
全文http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0376021.html
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