1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/09/11(木) 22:40:24.11 ID:???0.net
「水の怪獣」ウーパールーパーが絶滅の危機に、メキシコ
http://www.afpbb.com/articles/-/3025699
AFP/Yemeli ORTEGA 2014年09月11日 21:33 発信地:メキシコ市/メキシコ

【9月11日 AFP】かつて14世紀のメキシコで栄えたアステカ王国の人々から「水
の怪獣」と呼ばれていたウーパールーパー(axolotl、メキシコサラマンダー)
が現在、絶滅の危機にある。器官を再生する能力を持つことから医学研究の対
象となってきたメキシコサラマンダーの危機に、研究者らも警鐘を鳴らしてお
り、メキシコ市(Mexico City)では運河に残ったサラマンダーたちの保護活動
が行われている。

乳白色や黒、オリーブグリーンなど多様な色種があるメキシコサラマンダーは、
現在のメキシコ市にあった古代湖に生息していた。そうした湖の大半は、や
がて枯れてしまったが、メキシコサラマンダーは市内のソチミルコ
(Xochimilco)にある運河で生き延びてきた。しかし、人口2000万の大都市の重
みがのしかかり、メキシコサラマンダーは絶滅の危機を迎えている。

これまでの研究でメキシコサラマンダーには、がんへの抵抗力があるうえ複雑
な脳細胞の再生能力があることが分かっている。そのため、研究者たちは人で
の再生医療に役立てようとメキシコサラマンダーの体細胞を調べ、器官や体の
一部を再生するメカニズムの解明に努めてきた。

メキシコサラマンダーのメスは1回に1500個もの卵を年に4回、産卵する。だが
メキシコ国立自治大学(UNAM)の研究によると、1996年には1平方キロあたり
1000匹も生息していたメキシコサラマンダーは現在、同面積あたり0.3匹まで激
減している。こうした現状をうけ、メキシコ国立自治大学は今、英ケント大学
(University of Kent)の助力を得てメキシコサラマンダーの保護に力を注ぐ。

その一環で研究者らは、有害な農薬を使ったりメキシコ市南部の運河近くには
外来植物を植えたりしないよう地元の農家を説得し、見返りとして農作物を
「エコ・フレンドリー」と認証する活動を行っている。

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写真(ソースに16枚あり):メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)で、
メキシコ国立自治大学(UNAM)が研究室で飼育するウーパールーパー(メキシ
コサラマンダー、2014年8月29日撮影)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT

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