1: ひろし ★@\(^o^)/ 2014/08/24(日) 20:16:56.33 ID:???0.net
広島市の土砂災害は、過去最大級の人的被害になった。
未明の発生、避難勧告の遅れ、土砂災害が起きやすい地域での宅地開発、
水路整備の不十分さ…。専門家の分析からは、複合的な要因で被害が拡大したことが浮かぶ。
◆大気不安定な時間
犠牲者の多かった過去の土砂災害でも、住民が寝静まった夜に発生したケースが多い。
夜間から早朝にかけて上空の雲が熱を放射して冷え、大気の状態が不安定になるため、
豪雨になる可能性が高まるからだ。平成23年9月の紀伊半島豪雨や昨年10月の東京・伊豆大島豪雨では、
雨脚が強まった深夜から未明に川の氾濫や土石流が相次ぎ、甚大な被害が出た。
避難勧告など住民に防災情報を伝えるのが遅れたことも響いた。
広島市では20日午前3時以降、土砂崩れや生き埋めの通報が相次いだが、
市が避難勧告を出したのは午前4時15分以降で、対応は後手に回った。
降雨が局所的だったことなどから、避難勧告まで出すか躊躇(ちゅうちょ)したという。
松井一実(かずみ)市長は「(勧告が早く)出ていれば住民が安全なところへ行けた可能性がある」と述べ、基準を見直す意向を示した。
避難勧告の遅れ以前に、激しい雷や土石流が防災行政無線の音をかき消したり、
スピーカーを破壊したりしていたという事実もあった。
そもそも、全住民に勧告が届かないという根本的な問題も浮上している。
静岡大の牛山素行(もとゆき)教授(災害情報学)は「防災情報は災害前に出さなければ意味がない。避難勧告の発令基準を満たしていなくても、発令の可能性が出てきた段階で、早めに住民に注意喚起することはできる」と指摘する。
未明の発生、避難勧告の遅れ、土砂災害が起きやすい地域での宅地開発、
水路整備の不十分さ…。専門家の分析からは、複合的な要因で被害が拡大したことが浮かぶ。
◆大気不安定な時間
犠牲者の多かった過去の土砂災害でも、住民が寝静まった夜に発生したケースが多い。
夜間から早朝にかけて上空の雲が熱を放射して冷え、大気の状態が不安定になるため、
豪雨になる可能性が高まるからだ。平成23年9月の紀伊半島豪雨や昨年10月の東京・伊豆大島豪雨では、
雨脚が強まった深夜から未明に川の氾濫や土石流が相次ぎ、甚大な被害が出た。
避難勧告など住民に防災情報を伝えるのが遅れたことも響いた。
広島市では20日午前3時以降、土砂崩れや生き埋めの通報が相次いだが、
市が避難勧告を出したのは午前4時15分以降で、対応は後手に回った。
降雨が局所的だったことなどから、避難勧告まで出すか躊躇(ちゅうちょ)したという。
松井一実(かずみ)市長は「(勧告が早く)出ていれば住民が安全なところへ行けた可能性がある」と述べ、基準を見直す意向を示した。
避難勧告の遅れ以前に、激しい雷や土石流が防災行政無線の音をかき消したり、
スピーカーを破壊したりしていたという事実もあった。
そもそも、全住民に勧告が届かないという根本的な問題も浮上している。
静岡大の牛山素行(もとゆき)教授(災害情報学)は「防災情報は災害前に出さなければ意味がない。避難勧告の発令基準を満たしていなくても、発令の可能性が出てきた段階で、早めに住民に注意喚起することはできる」と指摘する。
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